講演の動画(1時間)
http://www.youtube.com/watch?v=aEw57qPi9ow
論考(ブログ)
青山貞一:原発事故をどう受け止め、学びの場につなげるか
http://eritokyo.jp/independent/aoyama-democ0003...html
以下は上記の序文です。
東日本大震災、津波による福島第一原発事故を私たちがどう受けとめ、認識し、それを小中学校の児童や高等学校の生徒にどう伝えるか、学びの場にどうつなげるかは、きわめて重要な課題である。
実際、そのような試みをしている教諭や大人はあまりいないだろう。
そのためには、まず教諭が大震災、津波、福島原発事故によって起きていることを現場主義的に知らなければならないと思う。たまたま小中高等学校の教諭のネットワーク(詳細は巻末参照)から講演を依頼された。
もちろん、私自身このような重要かつ重い課題に正面から向き合ってきたわけではないが、お引き受けした。
大学にいると、どうしても調査、研究が先行し、子供たちと向かい合う機会がほどんどないからだ。
講演の日の2012年3月31日、東京都心はものすごい風、さらに雨まで降り出した。
広尾駅から高台にある聖心女子大に向かい階段を何段も上ると、そこはしっとりとした到底渋谷区にあるとは思えない静寂な時空があった。
会場となった渋谷区広尾の聖心女子大学は研究の同僚、池田こみちさんの母校である。
見て分かったのだが、会場の宮代ホールは本当にすばらしいホールである。
今まで何100と講演してきたが、こんなすばらしいホールはなかった。
現場主義で生きてきた私は、やはりここでもいつものように、現地を歩き見聞きしてきたことを話すことにした。
本動画は1時間あるが、100%ノーカットである。ぜひ、最後まで聞いて欲しい。
会場から質問(高校生より)
○授業実践の紹介と生徒を含めた討論 轡田 徳子 氏(静岡県立科学技術高等学校)
*「私たちの生活とエネルギー〜浜岡原子力発電所 原子力と共存できるの?」の授業から何を学んだか
授業内容(50分):原発の今後のあり方について自分の意見を持てるようにさせる、計画停電の体験談・家庭での話題、チェルノブイリと福島の比較(写真集の活用)、家族領域と関連させて避難、廃村、一時帰宅とは、本高校が原子力発電所だとしたら、放射性物質の特徴、使用済み核燃料、火力・水力・原発の仕組み、浜岡原発の立地条件・停止、安心なエネルギーとは、今日からできそうなこと、ライフスタイルの転換、菜の花パレード はまおかへの参加 など・・・
*生徒の立場から(同校1年生)
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*討論(コメンテイター)
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表 彰 式 ネットワークから高校生へ
表 彰 状(内容)
静岡県立科学技術高等学校 殿
あなたは「生活やものづくりの学びネットワーク学習交流会」において 原発事故をどのように受け止め 学びの場につなげるかについて 高校生の立場から立派な考えを発表しました
今後も社会問題に関心をもち 様々な意見に耳を傾け 自身の意見を述べる人になってください
ここにあなたの勇気をたたえ 表彰いたします
2012年3月31日
生活やものづくりの学びネットワーク 代表 大竹美登利
以上